貯金を全否定して投資をすすめるのはおかしい

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貯金は投資への第1歩

最近、色々な投資の本を読んでいて違和感を覚えたことがあります。

それは貯金のメリットを完全に否定して投資をすすめる人が結構いる事です。

これは自分が読んだ本の著者が証券会社や投資ファンドの中の人だからというのもあるでしょうが、個人的には貯金も自分の生活を安定させる上で大事な事だと思います。

そもそも貯金をしなければ、投資に回せる余裕資金も増えません。

また、預貯金が少なければ、病気をしたときや、家の設備の故障などの急な出費に対応できません、投資する以前の問題です。

しっかり貯金をすれば不要な医療保険に入る必要もなくなります、そうすれば更に貯金出来る金額は増えます。

貯金を増やしたいという動機が、日々の余計な出費を改めさせて、お金を大事に使おうという気持ちを起こさせます。

ですので、投資をする前に先ずは、節約と貯金が大事だと思います。

貯金は子どもの時からやるとお得

投資は基本的に大人がやるものです、ジュニアNISAというものもありますが、それは子どもの将来のために親が代理してお金を運用するものです。

でも、節約や貯金なら子供でもできます、というより子供の時から金銭感覚を養っておかないと大人にってから色々と大変なことになります。

欲しいものがあったらすぐに買ってあげるのではなく、お小遣いを貯めて買うようにさせれば、自然と金銭感覚が身に付きます。

早い時期から貯金をしていると金銭感覚が養われるだけでなく、貯金額が増えて若いうちから投資に挑戦できる可能性が高まるという事にもなります。

少額の積立投資はすぐに使えない資金

お金が無い人こそ少額の積立投資をやろうという意見もありますが、小額で投資信託などを買っていく投資方法はドル・コスト平均法と呼ばれる投資方法で、買うタイミングを分散させて、高掴みを避けることが狙いです、小額からの投資になるので、そのお金が増えるためには数年から数十年の時間が必要になります、従って、すぐには使えないお金という事になります。

通常、このような投資法は老後の資金などを作るための投資法であって、今現在の生活を豊かにするための資金ではありません。

ですから、やはりその場合も余裕資金のほとんどを投資に回すのではなくて、貯金も同時に行っていくべきだと考えます。

インフレリスクと貯金の関係

よく貯金だけではインフレリスクに対応できないと言われます、インフレとは簡単に言うと物の値段が上がる事です。

物の値段が上がれば、相対的にお金の価値が下がるから貯金だけではダメだというわけです。

ですが、日本はずっとデフレです、日本のインフレ率が3%を超えたのは1981年以降は1991年の一度だけです、1991年以降インフレ率2%以上を達成したのは2014年だけです。

不動産価格も東京オリンピック決定の影響を受けて、一時的に上がりはしたものの、東京オリンピック後はどうなるかは分かりません。

今後、人手不足による影響で物の値段やサービスの価格が上がったり、大規模災害や紛争の影響で極端に物が不足する等の状況が発生すれば、極端なインフレが起きる可能性はありますが、右肩上がりにインフレが進んでいくとは考えにくいです。

人手不足によるインフレも、業種によっては即、生産性の低下からインフレを招くとは言えない部分もあります。

ネット通販の需要拡大で、人手不足が続く宅配便業界が値上げに踏み切りましたが、これは物を運ぶという仕事が、マンパワーに頼っているからという側面があります。

逆に機械によって大量に生産できるような物、例えば、CDや書籍の需要が伸びたからと言って、それが即、人手不足からのインフレに繋がるわけではありません。

今後もずっとデフレが続くという保証はどこにもありませんが、極端なインフレが起きる可能性は低い様に思います。

また、単に生産性の低下からインフレが起きる場合は、需要が増えているわけではないので、貯金していたお金を投資に回したからといって、お金が増えるようには思いません。

だとするなら、お金を増やすためにそんなに無理をして投資にお金を使わなくてもいいのではないでしょうか。

自分の場合は、つみたてNISAと確定拠出年金をやっていますが、貯金も同時に行っています。

要するに貯金と投資はバランスの問題です、たくさんお金を増やしたい人は投資に使うお金の割合を増やせばいいですし、なるべく資産を減らしたくない人は貯金の割合を増やせばいいのです。

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