「運用のプロが教える草食系投資」の感想

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30年長期投資のメリット

この本の内容を簡単に言うと、預金したり、保険にお金を使うよりも、投資信託を積み立てて長期投資をしようというものです。

ウォーレン・バフェットはディケイド(10年)・トレーダーとも呼ばれますが、この本では、それよりももっと長い30年投資を勧めています。

30年投資には優良な企業に投資して、自分が利益を得るという側面と企業や社会そのものを成長させるという側面があります。

優良な企業に皆で投資すれば、企業が成長して、社会全体がもっと豊かになっていくという考え方です。

その30年投資を行うにあたって、この本では、数値に現れない指標を考慮すべきとしています。

例えばその企業にどんな特色があるのかを表す企業DNA、国際競争力、ブランド力などです。

この点については、バフェットなどが推奨するファンダメンタル分析を重視する投資法と通じるものがあります。

預金と保険が好きな日本人

この本のデータ(2009年12月末 日本銀行調べ)によると日本人の資産構成は、現金・預金が55.2%、保険・年金準備金が27.3%で、あわせると8割以上を占めます。

個人的には貯金のメリットは否定しませんが、保険は他の記事でも書いた通り、生命保険以外は殆ど無駄です。

保険にお金を使うぐらいなら、コツコツ長期投資するのも検討しても良いと思います。

直販投信以外でもコストの安い投信はある

この本でお勧めされている直販投信ですが、直販投信は間に銀行や証券会社を介さないで直接、投資家に販売される投信の事です。

ですが、今は信託報酬が0.2%ぐらいのものや信託財産留保額なしの投信はたくさんあります。

直販投信よりももっとコストが安い投資信託はありますので、直販投信にこだわる必要は必ずしもないのではないかと思います。

まとめ

この本に書いてある長期投資の考え方は概ね賛成できると思います。

チャートの動きを重視し過ぎないで、長く利益を出せるような企業に長期投資するのは、リスクを減らす事に繋がると思います。

ですが、30年投資は当然、高齢者には向かない投資方法です。

その場合は、節約して貯金するとか、老後も出来る仕事が無いか調べてみるとか、他の方法でお金を増やすことも考えた方がよさそうです。

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