ゼロ・ウェイスト・ホームを読んだ感想 レビュー

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ミニマリスト+ナチュラリスト

この本はなるべくゴミや無駄を減らすにはどうしたらよいかという事が書かれています。

著者のベア・ジョンソンさんの主な主張は以下の5つのRを実践することです。

    1. Refuse(要らないものは断る)
    2. Reduce(減らす)
    3. Reuse(繰り返し使う)
    4. Recycle(リサイクル)
    5. Rot(ゴミを堆肥化する)

単にゴミを出さない、無駄を省くという趣旨の本だと思われるかもしれませんが、実際は物を持たない、ゴミを出さないというミニマリストの側面と化学物質、自然破壊などに反対するナチュラリストの側面から書かれています。

ミニマリストとナチュラリストは、たぶんかなり似ているんだと思いますが、著者は必ずしも効率や生産性だけを追求しているわけではないという事です。

ゼロ・ウェイストは節約になるのか

このブログは主に節約やお金のことに関するものですので、ゼロ・ウェイスト生活が本当に節約になるのかについて考えてみたいと思います。

著者が勧める通り、余計なものを買わない、ゴミを減らすことは即、節約に繋がります。

余計な物を買わなければ余計な出費もしませんし、日本でも指定のゴミ袋でないとゴミが出せない地域もありますから、ゴミを減らすことは節約になります。

ですが、大量買いVS量り売り(頁75~78)という部分で述べられていますが、著者も認める通り、まとめ買いの方が安くなります、ですが、そのすぐ後に、自然食品店の量り売りは高いけど食費を3分の1減らすことが出来たとしています、なぜ出来るんでしょうか?、理由が書かれていません、手ごろなものを選んで買えば出来ると書いてありますが、意味が良く分かりません。

更にすぐその後に、良質な食材は安くないけど、そういうものを買った方が、自然環境には良いとしています、自然食品の量り売りで食費が安くなるという話はどこへいったのでしょうか?。

こうして読んでみると、「余計な物を買わない」というミニマリストの視点で書かれた部分に関しては、節約に繋がるような事が書かれていて、「自然環境や健康のため」というナチュラリストの視点で書かれた部分では、必ずしも節約に繋がらないような事が書かれています。

ゼロ・ウェイストは時間の節約になるのか

著者のベア・ジョンソンさんが大学で講義をしたときに、学生から次のような事を言われました。

「僕たち学生にも同じことをしてほしいと思っていますか? あなたと違って、みんな忙しいんですけど。(ページ214から引用)」

これに対して著者はゼロ・ウェイストは暇な人だけがやるものでは無い、忙しいことは能率や勤勉さとは関係が無いと反論しています。

ですが、暇で無ければ、自分でシャンプーや化粧品を作ったりは決して出来ないはずですし、何でも手作り、手作業にすると効率が悪くなって忙しくなります。

著者はゼロ・ウェイストをやるのが仕事だと思いますので、それでいいですが、他に本業を持っている人や学生、家事や介護で忙しい人がこの本に書いてあることを実践するのは難しいと思います、特に何でも手作りするというようなナチュラリストの部分を実践するのは大変です。

実は自分も似たようなことを考えたことがあって、何でも自分で手作りすれば、節約になるのではないかと思ったことがあります。

例えば、パンを買うより、自分で作れば食費が浮いて、余計な添加物なども取らないで済みます。

ですが、自分でパンを作るのは面倒ですし、手作りのパンは保存料や添加物が入っていないので、傷みやすく、早く食べないとカビてしまいます。

節約になってもそんなにたくさんのお金が節約できるわけではありませんし、それに時間を費やしてしまうので、他のことが出来なくなってしまいます。

お店で物を買うというのは、物だけでなく時間を買っていると考えることも出来ます。

余計な物を持たないというミニマリストだけを実践するのであれば、寧ろ自由に使える時間が増えるかもしれません。

まとめ

批判的な事も書いてしまいましたが、この本に書いてある事を実践すれば、余計な物や出費が減って、節約できる可能性はあります。

料理の仕方や保存方法、洋服の事、掃除の方法など多岐にわたっています、なるべくミニマリストの部分を参考にしていけば、時間が無い人でも実践可能だと思います。

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