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トレイが開かないBD・DVDドライブを自分で修理する方法

ブルーレイドライブ(BH30N)のトレイがボタンを押しても50回に1回ぐらいしか開かなくなったので自分で修理しました、壊れる可能性があるので修理は自己責任で行ってください。

光学ドライブの分解

交換するゴムベルトのサイズを確認するためにドライブを分解します。先ずトレイの強制イジェクトボタンの穴に細長いピンを指してトレイを引き出します。

ドライブを裏返してネジ4個を外します。

ドライブの側面と裏側にあるツメをマイナスドライバーなどで押して開けます。

中身をケースから出してトレイを手で引き出すと駆動用ゴムベルトが見えるので、外してサイズを計りました。

ゴムベルトを交換しても直らない

該当するのが折長40mm、幅1mmだったのでネットで購入しました、折長はゴムベルトを半分に畳んだ状態の長さの事です。

左が古い 右が新しい

新しいものと古いものを比較してみましたが、特に違いは無いように見えます、新しいゴムベルトをつけて手で動かしてみると少し動きが硬くなったような気がします。

新しいゴムベルトをつけて元に戻してボタンを押してみましたが全く改善されませんでした。

トレイが開かないのは磁石が原因?

ネットで調べるとスピンドルの磁石が強すぎるせいでドライブの上部にあるクランプが取れなくなる事でトレイが開かなくなるらしいです、厳密に言うとトレイを動かすモーターの劣化ですが、モーターの交換は難しいので、クランプ部分に細工をして開くかやってみます。

SSDの入っていたプラスチックのケースをクランプに押し当ててペンで丸く印をつけていきます。

クランプの形に合わせて丸く切り、中央に穴を開けておきます。

切り取ったプラスチックに両面テープをつけてクランプにしっかりと圧着させました。

この状態で元に戻してボタンを押してみると1回でトレイが開くようになりましたが、試しにディスクを入れてみると中からガリガリと大きな音がして読み込めないので、慌ててディスクを取り出しました、プラスチックの厚みがあり過ぎるせいで、ディスクが固定できていないようです。

ビニールテープを貼ると改善する

プラスチックを貼るのをやめてもっと薄いビニールテープを貼ってみることにしました、100円ショップなどで売ってる普通のビニールテープです、先ほどと同様にテープをクランプの形に合わせて丸く切り、中央に爪切りを使って小さく穴を開けました。

ビニールテープを付けた状態でトレイが15回に1回ぐらい開くようになりました、50回に1回よりは改善されましたが少し不便です、ディスクは異音もなく読み込み出来ました。

もう少し改善するためにもう1枚ビニールテープを貼ってみる事にします。同じ手順でテープを2枚重ねにしました。

今度はボタンを押すと3回ぐらいで開くようになり、ディスクも読み込めるようになりました、完全に直ったとは言えませんが、これで修理完了とします。

今回はブルーレイドライブだったので買いなおすと高いので修理しましたが、DVDドライブならハードオフなどで安く買えるのでそっちを検討した方が良いかもしれません。

 

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