石焼き芋の石の代わりに大磯砂で代用できないか実際にやってみました。
どれぐらい効果があるかを検証するためオーブンで作る焼き芋と比較します。
石焼き芋に使う石
水槽の底砂として売られている普通の大磯砂です、細かい石が殆どですが、少し貝殻の破片も混ざっています、昔、金魚を飼育するのに使っていたものですので、洗剤できれいに洗って乾かしてから使います。
大磯砂の石焼き芋の作り方
今回、使うサツマイモは紅はるかです、きれいに洗ってからアルミホイルに包みます。
アルミホイルを使わないとサツマイモに大磯砂が張り付いたり、サツマイモから出る蜜で汚れるので、なるべくアルミホイルで包んだ方がよいです。
次に中華鍋に大磯砂を入れます、500gぐらいあれば足りると思います。
サツマイモを中華鍋に入れたら弱火で1時間40分加熱します、ガスコンロにセンサーが付いているので、弱火でしかできませんでした。
もう一方の比較用の紅はるかはオーブンで作ります、180℃のオーブンで加熱してから余熱で30分加熱すると甘い焼き芋が作れるとネットで紹介されていたので、その通りに作りました。
大磯砂の石焼き芋とオーブンの焼き芋どっちが甘いか比較
先ずはオーブンで作った焼き芋を見てみます。
殆ど蜜が出ていません。
切って中を見てみると「ほくほく」か「しっとり」ぐらいで「ねっとり」まではいきませんでした。
紅はるかなのである程度甘味は感じますが、お店で売っているような焼き芋みたいにはなりませんでした。
次に大磯砂の石焼き芋を見てみます。
サツマイモ全体から蜜が出ています。
切って中を見てみるとお店で売っているような焼き芋と同じで「ねっとり」していました。
もっと低温でやればオーブンでも甘くなるかと思ったので、自分が持ってるオーブンの最低温度である110℃で30分加熱してから、その後に180℃で加熱してみましたが、甘くはなりませんでしたので、やはり大磯砂にサツマイモを甘くする効果があるのではないかと思います。
紫芋の石焼き芋
今度は大磯砂を使って紫芋の石焼き芋を作ってみました。
紅はるかと同様に焼きあがったサツマイモから蜜がたくさん出ていました。
甘さは紅はるかよりは劣りますが、普通にオーブンで加熱するよりももっと甘かったです。