ペットボトルとLEDライトを使ったチマサンチュの水耕栽培の方法をまとめました。
チマサンチュはペットボトル水耕栽培に最適
チマサンチュやリーフレタスなどの葉物野菜は栽培期間が短く、根が比較的真っ直ぐ下に伸びていくためペットボトルを使った手軽な水耕栽培に向いています。
逆に根が浅いピーマンやパプリカなどはペットボトルに入れて栽培しても液肥まで根が届きにくいので不向きとなります。
チマサンチュ水耕栽培で失敗する原因
チマサンチュは生長が早いため徒長しやすいです、徒長するともやしのようにヒョロヒョロの苗になってしまいます、これを防ぐためにはライトを当てない夜間の水やりは避けて、朝に水をやるようにします、発芽前と発芽後は強い光が必要なのでLEDライトを強力な物にするか、少しライトをチマサンチュに近づけて光を照射した方が良いです、十分に光を当てているつもりでも簡単に徒長してしまいます。
ペットボトル水耕栽培の方法
ペットボトルを半分に切って、バーミキュライトを入れます、液肥を吸いやすい様に不織布を細長く切ってバーミキュライトの下に入れておいてもいいですが、液肥を多めに入れておけば自然に液肥まで根が伸びてきます。
ペットボトルに水耕栽培専用の液肥を入れます、肥料は微粉ハイポネックスを使っています、種はダイソーで買ってきたものを使います。
種を蒔いたら薄くバーミキュライトをかけて、霧吹きでやさしく水をかけておきます、LEDライトに当てて数日で発芽します。
LEDライトは植物育成用の物を2つ使って、苗から高さ15cm位の所から光を当てています、ライトの種類にもよると思いますが、かなり近い位置から照射しないと徒長します。
チマサンチュが発芽しました。
更に数日が経ってここまで成長しました、生長のスピードが早いです。
ライトの当たり方が違うせいか苗の大きさに2倍ぐらい差が出てしまいました。
このぐらいまで生長すると根が伸びてきて液肥につかります、この状態であればベランダなど外に置いても枯れにくくなります、発芽からある程度大きくなるまではLEDライトで育てれば失敗しにくいですし、大きくなってからは日光に当てて育てれば電気代を最小限に抑えることが出来ます。
更に数日たってここまで大きくなりました、もう収穫できるぐらい生長しています。
水耕栽培で節約できるか
チマサンチュやリーフレタスなどの水耕栽培は栽培期間が短いのですぐに収穫できます、環境にもよりますが、早ければ一カ月以内には収穫可能です、しかも少しずつ収穫していけば、また葉っぱが生えてくるので繰り返し収穫できます。
ペットボトル1個につき種を4粒入れていますが、大体ペットボトル1個分でチマサンチュ1パックぐらいです、お店にもよりますが1パックが100円と仮定すると種代約50円や肥料代、水道代の微々たる費用は簡単に取り返せます、しかも一つの苗から繰り返し収穫できるので、実際はペットボトル1個につき1パック以上の収穫が見込めます。
更に自分で水耕栽培をやるメリットは天候に左右されにくい事です、お店で野菜を買うと時期によって価格がかなり違いますが、水耕栽培で自分で育てれば野菜価格高騰の影響を受けないで済みますのでおすすめです。